2026/07/06 15:27

突然ですが、「六古窯(ろっこよう)」って聞き馴染みありますか?六古窯は、長い歴史をもつ代表的な6つの窯を指します。瀬戸・常滑・越前・信楽・丹波・備前がそれにあたり、うつわ好きでない方でも1つは聞いたことがあるのではないでしょうか?

実は今年に入ってから、「いつかこの全ての窯を自分の足で回ってみたいなぁ」と、ぼんやり夢見るようになりまして…。

というわけで、今日はその六古窯のひとつである常滑を目指して和歌山を飛び出した店主のお出かけブログです!(唐突!!!)


常滑は、愛知県の知多半島にある焼き物の町。中部国際空港(セントレア)のすぐ近くと言えば、イメージしやすいでしょうか。

今回は、弾丸ひとり旅も良いなぁ...なんて考えていたのですが、同じくオンラインショップを営まれている、大好きな雑貨屋「Pushuke.(プシュケ)」店主のHIRUNEさんをお誘いして二人での常滑巡りとなりました◎

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【HIRUNEさんの素敵なお店はこちら】
"白昼夢"みたいな雑貨のオンラインショップ Pushuke.
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常滑の町は、最寄り駅からもほどよく近く、歴史ある文化と美味しい食、洗練された雑貨屋がぎゅっと詰まっていて、とても回りやすい場所でした。「やきもの散歩道」をぐるりと散歩していると、気になるお店が次々に目に飛び込んできます。検索すれば必ず出てくる「土管坂」と「大きな招き猫」もこの散歩道の中にありました。


今回はちょっとノープランで挑みすぎてしまい、ことごとくお店が定休日だったりしたのですが、昭和の風情が色濃く残る美しい町並みを歩いているだけでもタイムスリップしたようで本当に楽しかったです。

この日はHIRUNEさんに優しく誘導してもらいながら、美味しいランチをいただいたり、可愛い雑貨をお買い物したり。素敵なお店ばかりで、うつわ好きはもちろん、雑貨好きの方なら間違いなく大満足できる町だと思います。


ところで、常滑といえば「急須」が有名ですよね。この日訪れたお店でも急須がたくさん並んでいました。この地域の土には、酸化鉄がとても多く含まれているのだそう。よく見かけた色鮮やかな赤色の急須は、鉄分の色だったんですね。使うたびにその赤がだんだんと濃く、味わい深くなっていくのだそうです。

急須の写真を撮っていないポンコツ店主!変わりに東京駅の煉瓦をイメージ画像に...。こんな赤色です。(東京駅の煉瓦も常滑産なんですって!)



当店でも、いつか素敵な急須や茶高炉(ちゃこうろ)を揃えていきたいなぁと考えていたので、良い出会いがあれば何か買って帰ろう!と意気込んでいたのですが…。決めきれずまたの再訪を近い帰路につきました。案の定、すでに赤色の急須を試しに買ってかえれば良かったと後悔しています(私のいつものパターンです笑)

赤い急須が常滑っぽくて個人的にはいいなぁと思いつつ、当店のお客様に寄り添うデザインは他にもきっとたくさんある気もして。

普段はコーヒーばかり飲みがちですが、急須で淹れる日本茶の文化もうつわ屋として大切に引き継いでいきたいな…と、今回の旅を通じて胸の奥の小さな思いがストレートに固まった気がします。


ちなみに、優柔不断の私の横でHIRUNEさんは見事なまでの即決っぷり!!インテリア雑貨や撮影小物を光の速さで購入されていました。それはもう敏腕バイヤーの風格そのもの。「好き」に迷いがないんですね~。実に気持ち良い。


そんな彼女の横に並んで歩きながら感じた「雑貨屋のセンサー」と「うつわ屋のセンサー」の違いも今回の旅の面白い発見でした。アンテナが反応するポイントが微妙に違っていて、それぞれのお店の品揃えに繋がっているんだなぁと思うと、なんだかとても愛おしく、楽しい時間でした。


常滑の楽しみ方はきっと無限大。静かな時間の中で、自然や町の人々の温かさをあちらこちらで感じられる本当に素敵な場所でした。皆さまも機会があれば、ぜひ足を運んでみてくださいね!訪れる際には定休日のチェックと常滑マップの準備もお忘れなく~!


最後にHIRUNEさん撮影の素敵な常滑の町の風景を皆さまにも...!
(当日、携帯の充電ケーブルを忘れて撮影出来なかった私にデータを送ってくれた優しいHIRUNEさん。)